大坂なおみ騒動に賛否! 他選手に会見を“強要”していた過去も…?
女子テニスの大坂なおみが〝うつ状態〟だったことを公表し、当面休養することを発表。この騒動が、ネット上でさらなる波紋を広げている。
大坂は6月1日に自身のSNSを更新し、全仏オープンの棄権を表明。試合後の記者会見を拒否したことで批判が殺到していたが、《2018年の全米オープン以降、長い間うつに悩まされてきた》と告白したことで、一転、擁護の声が広がっている。
また、大坂とスポンサー契約を結んでいる米スポーツ用品大手『ナイキ』は「我々の思いはなおみと共にある。当社は彼女を支援し、心の健康にかかわる自身の経験を共有した彼女の勇気を認める」とコメントを発表。大坂を支持する姿勢を見せた。そのほか、マスターカード、タグ・ホイヤー、日清食品も大坂支持を表明している。
今回、スポンサーが大坂を擁護したことに対し、ネット上では
《がんばれNIKE! 貫き通せ!》
《日清やるやん、買います》
《コレが本当のアスリートファースト》
《ナイキ、ジョコビッチ、セリーナ・ウィリアムズが大坂なおみを支持しているのに、「大坂なおみは甘え」というのはすごく、すごーく違う、という感じがするね》
などといった声があがっている。一方で、うつ病経験者からは、大坂の態度に対し
《どれほどのうつ状態かわからないけど、本当にうつ病ならテニスなんてできないし、ほかに苦しんでいる人に失礼だと思う》
《うつ病ならテニスどころか人に会うこともできないと思う。とにかく身体が動かないからね》
《急に、都合が悪くなってうつでしたて言われても信用できない。あれだけ挑発して「せいせいした」とか捨てセリフ吐いて、袋叩きにあったらうつですって都合よすぎでしょ》
などと、疑問の声もあがっている。
大坂なおみに矛盾を感じるファンも…?「大坂は〝うつ状態〟にあるとしていますが、厳密に〝うつ病〟の診断を受けているとは発表していません。しかし、実際にうつ病を患っている人たちからすれば、後出しの言い訳に聞こえるようですね。大坂がどの程度の症状なのかはわかりませんが、納得させるためには、きちんとした医師の所見や診断書を示した方がいいのではないでしょうか。今のままではファンもくすぶった気持ちを抱え続けることになるでしょう」(スポーツ紙記者)
さらに大坂に追い打ちをかけているのは、2019年に大坂が15歳のココ・ガウフに快勝した際のインタビューだ。大坂は、センターコートで泣き崩れるガウフを抱きしめ、「辛い感情をそのまま持ち帰らないように一緒にインタビューを受けましょう」と呼びかけ、異例の2人でのインタビューを迎えていた。
当時は美談として報道されたが、実際にはガウフは大坂の誘いを一度断っており、無理矢理インタビューに誘ったともいえる。自身が記者会見を拒否するならば、整合性がとれないことになるが…。
いずれにしても、大坂の態度にはファンからも賛否両論があがっている。波紋はまだまだ広がりそうだ。
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