戦国時代の義将・石田三成が「大一大万大吉」に込めたその意味とは? (2/4ページ)
陣幕や幟旗に「大一大万大吉」が染められている。
今回はそんな石田三成の信念を表現するエピソードの一つとして、彼のトレードマーク「大一大万大吉(だいいちだいまんだいきち)」に込められた意味を紹介したいと思います。
みんなが一人を、ひとり一人がみんなを大事に大一大万大吉……何だか呪文か早口言葉みたいですが、その意味を一言にまとめると
「One for All,All for One(1人はみんなのために、みんなは1人のために)」
1人1人が(チームなど)みんなのために行動し、その1人1人をみんな(チーム全体)で助けるという助け合いの精神を言います。
最近スポーツなどでよく聞かれるスローガンですが、大一大万大吉はその和風バージョンと言ったところでしょうか。
豊原国周「石田三成 市川寿美蔵」より。後世の創作でも、大一大万大吉がトレードマークとして認知されている。
漢字の細かな解釈については諸説ありますが「万人≒みんなが『一』人を『大』切にし、一人一人が『万』人を『大』切にすれば、天下は『大吉』となる」と読むと覚えやすいでしょう。