AKB48出身の酒豪アイドルが愛する居酒屋の名店にいまこそ行きたい! (4/4ページ)
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井上咲楽
の久住小春、モデルとしてブレイクした当時の朝比奈彩、まだデビューしたての井上咲楽。そこに若槻千夏とギャル曽根がオブザーバーとして加わる体で、共通するのはそれぞれがかなりの田舎出身ということ。田名部は滋賀県近江八幡の出なのだ。
今をときめく朝比奈や井上は、そこで田舎出身を自虐ネタに、スタバやお洒落な自然食レストランなどを巡っては、しっかり笑いを取っていた。
しかし、それまでにも吞ん兵衛アピールをしてきた田名部がいくら安酒場を巡っても、違和感がないのであまり笑いを誘えない。そもそも地方出身者が都会を気取るギャップを嗤う、番組コンセプトから大きく逸脱している。
まぁ、そんな田舎者にも優しいのが加賀屋。新橋店は確かに築地が近いだけに、他店より俄然、鮮魚メニューが豊富だ。実際、平目の刺身など肉厚で実に旨かった。
看板の大串焼きとんの中でも、人気のスタミナ焼きはタレに漬け込んだカシラだが、これまたメシのおかずにもなるほどの、絶妙な味加減。柔らかなシロも抜群で、噛むほどにじわっと脂が口中を満たす。ホッピーがノンアルビールのように喉を走っていく……。
少なくとも、田名部はこの喜びを知っているわけだ。アイドル業を続ける反発からか、次第に渋好みになる、あるいはそう振る舞う女性タレントは多い。しかし、加賀屋を愛するだけあって、どうも彼女は筋が違う。そもそも精神年齢が高く、質実剛健な大衆酒場の魅力を見抜けるのだ。
ただ、市井のそんな女子は、残念ながら往々にして男性化してしまう。田名部の孤独癖にその傾向が現れている、とは言わないでおくが……。
(取材・文=鈴木隆祐)