コロナへの恐怖は薄れた? 規制解除で観光客が爆増しそうなヨーロッパ、アジア人観光客を求める声も (1/2ページ)
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ヨーロッパ各国で入国が制限され、しばらくの間旅行が規制されていたが、イタリアやギリシャを筆頭に、ヨーロッパでは5月中旬から徐々に旅行者に対する規制が解除され始めた。そんなヨーロッパではすでに多くの人が旅行を楽しんだり、旅行の計画をし始めているようだ。
ヨーロッパでは昨年3月のロックダウン以降、旅行を制限する国がほとんどで、基本的にはビジネスや健康に関する渡航以外は国境を超えることは禁止ではないものの、控えるように政府が呼びかけてきた。しかし、今年の5月中旬頃から規制が解除され、現在はほとんどのヨーロッパ各国でワクチン接種を終えていて、ワクチン接種を終えた証明書を提示したり、PCR検査でのコロナの陰性証明書があれば自由に旅行ができる。ワクチン接種を終えていれば入国後の隔離措置もない。また、EUは日本人観光客を隔離なしで受け入れると6月3日に発表しており、今後、さらに旅行客を受け入れていこうという姿勢が見て取れる。
旅行者への規制が解除された背景には、ヨーロッパ各国の2回目のワクチンの接種率がどの国も2〜3割前後となっていることから感染のリスクが低下したと思われていること、また渡航のために必要なPCR検査が容易に行えることが挙げられるだろう。PCR検査に関しては、例えばドイツの場合は、オンラインで簡単にPCR検査の予約ができ、検査は無料。結果は12〜24時間後にはメールで送られてきて、チェックインの際と入国時にメールで送られてきた陰性の結果を提示するだけだ。
このような状況があるからか、規制が解除されてからヨーロッパの人たちは旅行に対して前向きな姿勢を見せている。空港ではすでに子連れで旅行に出かける人を多く見かけ、旅行を楽しもうとしている人が多いようだ。ドイツから8か月の子どもを連れてギリシャに旅行に行くというドイツ人家族は「また旅行の規制がされるかもしれないから今のうちに行かなければと思った」と話す。昨年はどこへも行けなかったからその分、今年は目一杯旅行を楽しみたいと言い、幼い子どもを連れての旅行も「ヨーロッパではどの国もワクチンの接種が進んでいるし、渡航先のギリシャはみんなマスクをしていて感染対策をしていると聞いている。