ローカル番組で放送事故!? JOC幹部死亡のニュース差し替えで「大きな闇を感じる」

まいじつ

ローカル番組で放送事故!? JOC幹部死亡のニュース差し替えで「大きな闇を感じる」

KBC九州朝日放送のローカル情報番組『アサデス。KBC』で起こった、とある放送事故の闇が深いと話題に。一部では《情報統制が働いた》などとも噂されているが、果たして…。

今回物議を醸しているのは6月7日の放送。番組内でキャスターが「東京オリンピック直前、一体何があったのでしょうか。JOCの幹部が…」と原稿を読み上げ始めたのだが、途中で「ゾウが車に猛突進」というニュースに差し替えられてしまった。

その後も差し替えられる前の「JOCの幹部が…」まで読んだニュースが取り上げられることはなく、そのまま番組は終了。恐らくJOCの経理部長が電車に飛び込んで死亡したニュースについてだと思われるが、何故途中まで読み上げていたにも関わらず、流れてしまったのだろうか。

この映像は瞬く間にSNS上で拡散され、

《なんだかすごく大きな闇を感じる》
《もしかして圧力がかけられてる?》
《ゾウのニュースよりもJOC幹部自殺の方が重大だと思うのに、なんで報道しなかったの?》
《JOC経理部長の自殺より、海外のゾウの衝突を優先する情報番組》
《結局JOC幹部自殺のニュースは取り上げられなかったから、キャスターが順番をミスった訳でもないんでしょ?》

といった声が。ローカル番組での一瞬の出来事が、多くの人々に疑念を抱かせる結果となったようだ。

陰謀論が渦巻くJOC経理部長の電車飛び込み

「JOC経理部長の電車飛び込みについての一件を巡っては、以前から一般の人たちの間でも《報道に圧力がかかっている》と囁かれています。というのも、事の重大性とは裏腹に、大体的に取り上げるニュース番組が少なく、世間の人々が違和感を感じても仕方のない状況でした。中には《他殺だったのではないか?》と、事件性を疑う人も。今回の『アサデス』でのニュース差し替えは、そんな人々の不信感を確信に変えてしまったのかもしれません」(テレビ誌ライター)

ちなみに6月5日に放送された『報道特集』(TBS系)では、五輪運営費に関するお金の流れについて、〝組織委員会の現役職員〟が証言。組織委員会と広告代理店の間で結ばれた委託契約書には、業務によって別々のディレクターに費用が支払われたかのような記載がされているが、取材を受けた現役職員は「同一人物に支払われる額なのではないか」と語っていた。

この放送回の数日後に例の電車飛び込みがあったので、取材を受けた現役職員はJOCの経理部長その人だったのではないか…との疑惑も。ここまでくると質の悪い陰謀論のようにしか思えないが、そもそも透明性のある大会運営だったのなら、疑いの声が噴出することもなかっただろう。

【画像】

Eugenio Marongiu / Shutterstock

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