ボークに不満顔の大谷翔平に「今回は謝ったほうが良い」の声が出るワケ (2/2ページ)

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だから、米国中の野球ファンは『大谷が誤審劇場に巻き込まれた』と、ちょっと楽しんでいる節もありました」(前出・同)

 それに対し、今回のボークを宣告したウィル・リトル審判は違う。「名審判の一人」だそうだ。

 同日の大谷だが、まず二塁牽制を試みた際、「プレート板から足を外す前にグラブからボールを動かした」とされ、ボークを宣告。この時点で不満顔だった。気持ちを切り換えようとしたが、続けて「セットポジションでの動作制止がなかった」と、三塁塁審を務めていたリトル審判が2回目のボークを宣告したのだ。

 この2度目のボーク判定にファンや米メディアは同情していたのだが、5月20日のときとは微妙に言い回しが違う。そのときは「おかしい!」と審判批判の言動も見られたが、今回は「大谷が不服顔を見せていた。気持ちは分かる」と“心情的なコメント”に徹していた。

「ボストン大学が2018年のストライク、ボールの判定を研究調査しています。公式戦全試合分のジャッジを調べ直したところ、コンピューターが誤審と認定したジャッジが『2ストライク後、約29%もあった』と発表しています。コンピューターが判断した結果にすぎませんが、そのレポートで、リトル審判は誤審の少ない審判ランキングの3位に挙げられているのです」(現地関係者)

 5月の誤審騒動後、大谷が不満そうな態度を見せたためか、「大谷のときだけ、ストライクゾーンが広くなったような…」(現地記者)と“心配の声”も聞かれるようになった。審判は特定の選手を貶めるような判定はしない。しかし、審判も人間だ。余計な敵は作らないほうが良い。

(スポーツライター・飯山満)

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