広瀬すず『ネメシス』最終回も低視聴率で大爆死!? 視聴者から酷評続出

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

6月13日にドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)の最終回が放送されたのだが、世帯平均視聴率は8.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)と大惨敗。以前から「つまらない」といった批判も多かったが、最終回でもその評価を覆すことはできなかったようだ。

同作は広瀬すずと櫻井翔のW主演が注目を集めたミステリードラマ。櫻井演じるポンコツ探偵の風真尚希と、広瀬演じる天才的な助手・美神アンナがさまざまな事件に挑んできた。今回放送された最終回では、これまでの各話に散りばめられた伏線が回収される展開に。また〝20年前の事件〟をきっかけとする長きにわたる因縁にも終止符が打たれ、ミステリー的には取り合えず〝解決編〟と言えるような内容だった。

しかし最後まで物語を見守ってきた視聴者には大不評で、

《最終回でこんなに盛り上がらないとは思わなかった》
《なんの捻りもなく、超つまらない終わり方》
《単純にミステリーとしてつまらない》
《探偵とか推理の要素はどこに行ったの?》
《何か面白い展開があるかもって思ってずっと見てきたけど、びっくりするほど楽しめなかった》
《橋本環奈&広瀬すず目当てで見たけど、ホントきつかった…。映画のスタッフによる本格的なドラマ!と銘売ってた割にテンポ悪いわ、ギャグは滑ってるわ、トリックは雑だわで全然面白くなかった》
《ヒドイご都合主義の脚本、コントで使うようなダサい研究所のセット、大根の櫻井さんと環奈ちゃん》

といった声が。また解決編に突入した8話で明かされた〝黒幕〟の存在も、《キャスティングの時点で予想がついた》などと言われてしまっている。

『ネメシス』は何故人気が低迷してしまった?

これまでの放送の視聴率を見てみると、一番高い視聴率を記録したのが初回の11.4%。しかし、そこからはどんどん数字を落としていき、5話から9話までは7%台を推移していた。最終回ではなんとか8.6%に浮上したものの、結局初回の2桁台に復活することはなく、視聴者はしっかり離れていったという印象。キャスト的には人気ドラマになり得るポテンシャルを秘めていたように思えるが、何故ここまで低迷してしまったのだろうか。

「全体的に見て、ミステリーとしての〝意外性〟に欠けていた印象ですね。『ネメシス』は1話~7話の各話に張られていた伏線が、8話~10話の最終章で回収されるという構成。しかし、いくらラストで風呂敷を畳むことができたとしても、やはり視聴者はあっと驚くような〝どんでん返し〟を期待してしまうものです。ミステリーとしては大不評だったのですが、一方で《エンタメ作品としては面白かった》と評価する人も。確かに広瀬や櫻井などの豪華キャストが演じるキャラクターは、魅力的に描かれていたように思えます」(テレビ誌ライター)

ミステリー要素を求めて見ていた視聴者層には、『ネメシス』のラストはあまり刺さらなかった様子。ただ放送前から「気鋭の推理小説家たちがトリックを監修!」などと無闇にハードルを上げなければ、同ドラマのミステリー要素ももう少し受け入れられたのではないだろうか。

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