DeNA・大和のバット投げ、阪神相手なら大問題だった? 矢野監督が問題行動に激怒、物議を醸した就任初年度の騒動 (2/2ページ)

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 ところが、中継カメラには映し出されていなかったがこの時、筒香が投げたバットは捕手・梅野隆太郎の真上を通過し、三塁側の阪神ベンチ付近まで転がっていたことが試合後に伝えられる。これを受けた矢野監督は「うれしいのは分かるけど誰かに当たったら怪我をする。危ないやろ」と怒りをぶちまけた。なお、同じく激怒した清水雅治一軍ヘッドコーチ(現二軍野手総合コーチ)も関係者を通じてDeNA側に抗議したというが、DeNA側がどのような対応を見せたのか詳細は報じられていない。

 筒香は試合後のお立ち台でバット投げについては言及しなかったが、ネット上には「梅野の頭に当たってたら大事になってたぞ」、「投げたくなる気持ちも分かるがもう少し考えろよ」といった声が続出。一方、阪神が試合に敗れた立場ということもあってか、「そんな変ないちゃもんつける前に勝てよ」、「能見じゃなくて藤川(球児/現阪神SA)を出せば筒香にバット投げられることも無かった」と矢野監督に呆れるコメントも複数見受けられた。

 今回の大和のバット投げはファンの間では物議を醸したが、ロッテ側は特に問題視しなかった。ただ、相手が阪神なら筒香と同じように、大和も矢野監督からやり玉に挙げられていた可能性もあるのかもしれない。

文 / 柴田雅人
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