若年性認知症の男性、妻のことを完全に忘れてしまった後、2度目のプロポーズ (2/4ページ)
彼女が妻であるという事実を忘れてしまっても、ピーターさんはどれだけ自分がリサさんを愛しているかという気持ちだけは、決して忘れなかったのだ。
そんなある日、テレビで誰かの結婚式の様子が映し出されていたのを見ていたピーターさんは、リサさんに「僕たちも、是非やろう」と言ってきたという。
当時のことを回顧したリサさんは、このように話している。
私は、「やるって何を?」と聞き返したら、夫は新郎新婦が映ったテレビを指差して「結婚式だよ」と言ったんです。リサさんは、夫が自分と結婚した事実を忘れていることに悲しむよりも、ポジティブに受け止めた。
「あなた、私と結婚式をしたいの?」と聞くと、彼は大きな笑みを浮かべて「うん」と答えました。彼は、私が彼の妻であることを忘れてしまっているのです。
そして、このことを聞いたリサさんの娘は、偶然にも結婚式やイベントのプランナーを務めていることもあり、コネクションを使って素早く手配し、母の2度目の結婚式を叶える手伝いをしてくれたという。・心と心を繋いで一緒に病と向き合うリサさんとピーターさん
ピーターさんとリサさんの2度目の結婚式は、数か月前に行われた。
もちろん、記憶を奪われたピーターさんにとっては、この日がリサさんとの初めての結婚式だ。
2人は、この日素晴らしい記念となる1日を過ごした。