信長を知るならこれを読め!?織田信長の一代記「信長公記(しんちょうこうき)」をご紹介 (2/2ページ)

Japaaan

高い評価を受ける「信長公記」

近年の研究で、年次の誤りが指摘されることもありますが、「信長公記」は他の二次史料とは一線を画す正確さであるとみられています。例えば、1611年(慶長16年)ごろ成立したとされる『甫庵信長記』は、儒教の影響を受けており、意図的な改竄や虚構があると言われています。

また、1685年(貞享2年)頃成立した『総見記』は、『甫庵信長記』からさらに考証を重ね、同書の訂正・補足を目的として作られました。これらと比べると、「信長公記」の著述姿勢は真摯なものであるとされています。

いかがでしたか?

この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです!

現代語訳 信長公記

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「信長を知るならこれを読め!?織田信長の一代記「信長公記(しんちょうこうき)」をご紹介」のページです。デイリーニュースオンラインは、古文書織田信長書籍カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る