相性がよいのは誰? 佐々木朗希が握る千葉ロッテの「正捕手問題」 (2/2ページ)
佐々木はセットポジションが苦手なので、走者を出した途端にオタオタしてしまうこともありました。精神的に安心させる目的で加藤と組ませるのではないか」(同前)
また、加藤を指導してきたのは中日・伊東勤ヘッドコーチだ。伊東ヘッドは前ロッテ監督でもあり、「捕手育成」における信頼関係が加藤獲得のトレードを加速させたともいう。
「パ・リーグの他5球団は佐々木攻略の研究を始めています。4度目の先発は、今後も一軍で投げていけるのかどうか、重要な意味があります」(球界関係者)
また、未完成な佐々木は、「困ったときはストレート」のシンプルなピッチングだ。スライダー、フォークボールも投げるが、これらの変化球は、ストレートの球速やキレがあって、初めて活きてくるものだ。やはり、配球術に長けた捕手がパートナーを務めるべきだろう。
「交流戦の阪神戦でプロ初勝利を挙げました。まだ、本拠地で勝利投手になっていないので、期待しているファンも多いはず。その後、10日くらい空けて待つか、続けて先発させるとも聞いています」(前出・ベテラン記者)
佐々木を本拠地初勝利に導けば、加藤は、田村を脅かす存在にもなるだろう。そして、次々回登板は、24日に好投できれば加藤、そうでなければ、田村となりそうだ。ロッテの捕手問題は、「佐々木を導く」ではなく、「佐々木が決める」とも言えそうだ。
(スポーツライター・飯山満)
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