元戦略コンサルが明かす「ポンコツ社員」が変わるための7つのスウィッチ (2/3ページ)
自分の残した着信履歴が相手の心理にどんな影響をおよぼすかは、少しでも相手への思いやりと想像力をはたらかせればわかるはず。着信履歴をつけたら、かならず要件をメッセージで送るのが「愛と想像力」というものだ。
もちろん、メッセージの内容も「愛と想像力」を全開で。
「お話があります」「あとで電話ください」などと送ってしまうと、相手がさらに不安になってしまう。
小さな話に思えるかもしれないが、一事が万事そんなもの。相手のことを思いやって、想像力をはたらかせるだけで、避けられるトラブルは多いものだ。
■「チャーム」はロジカルシンキングより強い仕事の実力に少々難があったとしても、かわいげのある人は周囲に愛される。「チャーム」は七難隠す。そして高松さんいわく、チャームも技術なのだそう。
チャームのあるなしは、誰かにアドバイスや教えを乞うた時にあらわれる。自分から教えてもらいにいったのに、最後に「参考になりました」と出てしまうのは「ポンコツ」だ。
たとえ教えてもらった内容がポンコツだったとしても、「勉強になりました」と返す方が断然かわいげがある。「参考になりました」だけではない。「なんだか報われないなあ」と思っている人は、一度自分の言葉遣いを見直してみよう。こういうところで損をしている人は少なくないのだ。
「仕事はできるけど、一緒に働きたくない奴」よりも「まあ、仕事はできないけど、プロジェクトに入れてあげるか」と思わせる人の方が最後には上に行ったりする。その意味で「チャーム」はロジカルシンキングより強いのだ。
■ファクトだけで終わらず、価値ある「示唆」をどんな仕事も、起点にあるのは「ファクト」だ。
ファクトに基づいて仮説を立て、実行し、結果として出てきたファクトを振り返り、次につなげる。
だからファクトが大事なのは間違いない。ただ、ファクトはどんな人にでも同じように受け取れるもの。そこで差はつかない。仕事で差がつくのは、ファクトから導き出せる示唆である。
ファクトを把握するところで止まっている人の発言は退屈だが、ファクトから示唆を導き出すことに長けた人の発言は鋭く、説得力がある。