元戦略コンサルが明かす「ポンコツ社員」が変わるための7つのスウィッチ (1/3ページ)
仕事で思ったように成果が出ない。なかなか評価されない。失敗が続いている…。
もしそんな状況なら、自分の普段の行動を見つめ直して、変えるべきところは変えた方がいい。
行動を変えれば、結果も変わる。そんなことはわかっている。でも、その「行動を変える」が難しいのだ。そう思っている人は多いかもしれない。
■行動を変え、人生を変えるための7つのスウィッチ『変える技術、考える技術』(高松智史著、実業之日本社刊)はそんな人のために、今日この日から自分の行動を変えるための「スウィッチ」を授ける。著者でありボストン・コンサルティング・グループでマネジャーを務めた経験もある高松智史さんによると、行動は「一瞬」で変わる。
1.愛と想像力
2.チャーム
3.答えのないゲーム
4.脱・フレームワーク
5.二項対立
6.論点
7.示唆
この7つのスウィッチを抑えるだけで、行動はすぐに変わるというのだ。
■「愛と想像力」はすべての基本である最初に挙げられている「愛と想像力」。相手への愛と想像力は仕事の基本でもあり、人生の基本でもある。つまり、すべての基本だ。
たとえば、何か用があり電話をした時に、たまたま相手が出なかった時、「またかければいいか」とそのままにしてしまうのは、高松さんによると「ポンコツ」。意外とこういう人は多いようだ。
あとで着信履歴に気づいて、「もしかしていいニュースかな?」と期待するおめでたい人はいないだろう。たいていは「何かあったのかな?」「なぜメッセージではなく電話なのか、もしかして大事?」など、考えうる最悪の事態を想像して気をもんでしまうことになる。