すごいだろ、これ消防車なんだぜ?世界最大のパワーを持つ兵器を魔改造した消防車 (2/4ページ)

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その気温は340℃にも達し、何人たりとも寄せつけぬ灼熱のエリアに豹変した。たとえ誰かがどうにか接近できたとしても、まともな消火活動などできるわけがない。

 ところがなんと、この世にはこんな事態にこそ役に立つ特殊車両が存在した。そこに現れたビッグウィンドの使命はまさに油井の火災を鎮圧することだった。・ソビエトのアイデアをもとに戦車とジェットエンジンを融合
 最強消防車ビッグウィンドはハンガリー生まれ。だがそのアイデアの源はかつてのソビエト連邦(1922年-1991年)にあるという。
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 アメリカの車雑誌CAR and DRIVERによると、当時ソビエトでは戦闘機のエンジン活用が積極的に行われており、大型トラックの荷台にボルトで固定したミグ15戦闘機ジェットエンジンでガス井や油井の火災を吹き飛ばしたり、飛行場の雪を除雪したりしていたそうだ。

 そんなおそロシア的アイデアに触発されたハンガリーの企業MB Drillingが、よりタフな戦車を土台にし、砲台があった所に2つの強力なジェットエンジンをストラップで固定した改良版を開発。このクレイジーな消防車が後のビッグウィンドだ。・クウエートの油田火災で名をあげたビッグウィンド
 ビッグウィンドの本体は第二次世界大戦から冷戦にかけてソビエトで使われた戦車T-34で、砲塔部分がソビエトのミグ21戦闘機のエンジン2つと6つの放水ノズルに置き換えられている。
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 まるで昔のSFに出てきそうな見ためだが、古めかしいエンジンを作動させるとさらにレトロフューチャーな趣が味わえる。

 いろんな意味でインパクトばつぐんなこのマシンは当初、ハンガリーの油井専用の消防車とみなされていた。

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