『ONE PIECE』ニワカには理解できない!?「アラバスタ編」の隠れ名場面3選 (2/2ページ)
普通なら覗かれた女性キャラは激怒するものだが、なんとナミは纏っていたタオルを手放して身体を見せつける。そして「幸せパンチ!! 一人10万よ」と告げ、男性キャラたちを悩殺するのだった。
「幸せパンチ」は、「ONE PIECE」史上最も有名なお色気シーンとしてお馴染み。驚きなのは、それまで女性に全く興味がないように描かれてきたルフィまでも興奮していることだろう。とはいえ当時の読者の中には、裸を見せることに抵抗のないナミの貞操観念を疑った人も多かったのではないだろうか。
ミステリアスな敵幹部の意外な素顔…<その3>ロビンの「私の夢には敵が多すぎる」
「バロックワークス」の副社長にして、クロコダイルの腹心だったロビン。彼女はミステリアスな敵キャラとして登場するものの、218話『記録指針が丸い理由』では意外な素顔が明らかとなる。
ロビンは考古学の聖地である「オハラ」の出身で、幼少時からポーネグリフを読める天才。しかし「オハラ」は幼い頃に滅ぼされ、人生を賭けてポーネグリフを解読する道を歩むのだった。「バロックワークス」にもそうした目的から潜入していたが、古代兵器プルトンの情報を隠したことでクロコダイルに重傷を負わされる。
そこでロビンはもはや死を受け入れ、自分の人生を悲観しながら「私の夢には敵が多すぎる」と涙を流す。それまでの冷たい印象から一変して、激しい感情を覗かせる名シーンだ。けっきょくロビンはルフィに救い出され、やがて仲間となるのだが、彼女の〝死にたがり〟はしばらく直らなかった。今にして思えば、この場面こそロビンの「メンヘラ」キャラの始まりだったのかもしれない。
「ONE PIECE」には、名場面として語り継がれるシーンが数えきれないほど存在する。しかし真のファンなら、あえて語られることのない隠れ名場面を発掘してみてはいかがだろうか。
文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ