医療介護で悩む家族のために、ネットの窓口や支援につなぐシステムを作りたい!“相談窓口”を立ち上げるためのクラウドファンディングを、6月18日(金)より公開 (2/5ページ)

バリュープレス

そのような想いから、このたびプロジェクトを立ち上げました。サービス作成のための費用90万円を、皆様のご協力で集めたいと願っています。


■望まぬ延命治療と介護の義務をなくしたい

このプロジェクトを立ち上げた「さやみん」こと高橋めぐみは3年間、急性期病院で退院調整看護師をしていました。10年にわたる看護師としてのキャリアを積んだなかで、日本の医療の現状について、次のような課題に気づいていきました。

・患者家族への情報提供が不十分
・必要な人に必要な支援が届いていない
・望まない介護で人生を犠牲にしている

退院支援に携わったことで、これらの問題に気づいた私は、ブログでの情報発信と個別相談を始めました。個別相談には200人以上もの方々から、親の介護負担や病院の方向性への疑問、終末期についての不安など、さまざまな声が届いています。

また、新型コロナウイルス感染拡大による面会の制限やサービスの縮小などで、必要な人に必要な支援が届かず、高齢者やその介護者の方々が孤立しているのが、現在の状況です。

支援を求める人の声は増え続ける一方、その声が現場や地域になかなか届かない現状に危機感を覚え、“「助けて」「教えて」の声が、直接支援につながるシステム”を作りたいと考えました。その活動を広げ、多くの人が使いやすいシステムを構築するために挑戦したのが、今回のクラウドファンディングでのプロジェクト。2021年9月に新しいサイトを公開し、サービスの提供を開始する予定です。

病気を抱える本人とその家族が、困ったときや悩んだとき、窓口に出向くことができないときなどに、スマホやパソコンから気軽に専門家に相談できるサービスとなっています。


■LINEで簡単登録、24時間対応、匿名で利用可能

看護師やケアマネージャー、社会福祉士、介護認定調査員といった、さまざまな立場のアドバイザーが対応するので、ネットで手軽に有益な情報を得ることができるサービスです。40代から60代の介護者が多いなか、LINEから簡単に登録・利用できるシステムにしていく予定です(メールアドレスでの登録も可能)。

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