日本名輪会・山口健治の「江戸“鷹の目”診断」/松浦が後半戦の初優勝を飾る! (2/2ページ)
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波乱の立役者として津村洸次郎(福岡・101期)に期待する。3月高知(【1】【1】【1】)から前々走のGIII松山(【3】【2】【9】【2】)まで〈10 6 2 4〉と好成績なのに、16連対中、実に8回が万車券。まくりが多く、よく筋違い決着になるからだ。もつれれば出番になる。
地元の小川丈太(徳島・111期)は、GIIを3度制している偉大な父の圭二(S2)が師匠でもある。3カ月余の負傷欠場があり、まだ本調子とは言えないが、マイペースに持ち込めば逃げ切りがある。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。