野村氏追悼試合の舞台裏「ヤクルトに野村ノートがない?」 (2/3ページ)

Asagei Biz

 同日の先発マウンドを務めた田口麗斗投手について、こんな指摘も聞かれた。

「2アウトから7連打を浴び、一挙5点を失いました。バッテリーのミス、このイニングに限って言えば、阪神打線はヤクルトバッテリーの配球をしっかり読んでいたように思います」(同前)

 配球の重要さを説いたのが故人であることは、言うまでもないだろう。また、野村氏は自著で「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」とも綴っていた。

 これらの“格言”は、故人がミーティングで伝えていた。ヤクルト、阪神、楽天と指揮を執ったチームで熱弁が振るわれ、「野村ノート」の存在も有名になったが、こんな指摘も聞かれた。

ヤクルトが元祖ですが、野村ノートのオリジナルを持っていないのは、ヤクルトだけなんです。阪神、楽天では野村氏がホワイトボードに書くスピードに選手がついていけないとのことで、プリント配布やスライドが作成されました。ヤクルトの選手は全員、手書き。

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