『オモウマい店』高視聴率連発の理由とは!? スタッフの頑張りに称賛
4月から新番組として放送開始するも、いきなりスタートダッシュに失敗する各局の新バラエティー番組たち。そんな中、名古屋支局である中京テレビが制作する『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系)が、出だし好調の〝一人勝ち〟を収めている。
『火曜サプライズ』(同系)の跡を継いで始まった同番組は、「サプライズ」同様に街でグルメロケを行うバラエティー。10年以上続いた番組の後とあって、開始から大きなプレッシャーを浴びていた。
しかし、その期待をいい意味で裏切るように、開始から高視聴率をキープ。ここ最近の数字を見ても、6月1日の世帯視聴率は11.5%、15日に12.0%と2桁を維持し、最新29日の2時間SPも12.8%と他の新番組を圧倒している(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
この人気の理由の〝ひとつ〟とされているのが、本来は裏方である番組取材スタッフだ。
優秀スタッフの“お手伝い”が好感度高い5月18日の放送では、取材した店が異常な繁盛に見舞われ、番組スタッフが5日間にもわたって手伝うという珍事が発生。6月29日の2時間SPでも、店主夫妻が休憩を取れないほど人気の中華料理店で同様の光景が見られ、今や〝スタッフのお手伝い〟は番組名物になっている。
「とあるサイトのインタビューによると、この裏には『困っているから手伝わないと』と自発的に手伝ったり、店側から『パートさんが休みだから手伝って』と言われ、『じゃあ手伝うか。その様子も一応撮っておこうか』といった流れがあるそう。そして、このハプニング性と優しさが、人々の心を掴んでいるようです」(TV誌記者)
実際、29日の2時間SPでは、ネット上に
《いつもスタッフお店のお手伝いしてるよねw》
《この番組って最終的にスタッフが店員なみに店のこと手伝ってること多い》
《スタッフがお店のスタッフになっちゃうのがこの番組の良さだよなぁ》
《番組スタッフが店舗スタッフになってる》
《またスタッフが店の手伝いをw》
といった感想があがっていた。やはり、視聴者はこうした光景を楽しみにしているようだ。
「日本人は古くから〝ムラ〟を重視し、助け合いの精神を絶やさず持ってきました。最近は行き過ぎた個人主義で、この優しさが破壊されてしまったので、『オモウマい店』スタッフの行動は、古き良き日本人を見ているようで心地良いですね。視聴率が高いのも、忘れかけた日本人の深層心理を刺激するからでしょう」(言論活動家)
コロナ禍でナーバスな世相もあり、人々は自然と優しさを欲しているのかもしれない。
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