『パンドラTV』放送禁止エリアに侵入…？ 視聴者騒然「触れてはいけないヤツ」
世の中に蔓延る秘密や謎、すなわち〝パンドラの箱〟を調査していくスペシャルバラエティー『パンドラTV』（フジテレビ系）。6月29日の放送では〝ガチで触れてはいけない場所〟を特集し、視聴者を戦慄させていた。
この日の番組では「調べちゃヤバい!? 禁断調査SP」と題し、お笑いコンビ『ぺこぱ』の2人が成田空港の〝滑走路ど真ん中〟にある一軒家を調査。ここはかの有名な〝成田闘争〟が起こった場所で、怖がる松陰寺太勇を尻目にロケが続けられる。
そして一軒家の近くで車を止め、以降は音声のみの収録に。しかし、家に向かうトンネルの途中で車が近寄ってきたため、そこでロケを断念することにしたのだった。
「彼らが訪れたのは、〝三里塚闘争〟とも呼ばれた成田空港の建設に反対する闘争が行われた有名な地です。もともとは古くから続く農村地区などで、争いの火種は農家としての生き残りをかけた国との土地争い。反対派のデモ隊なども多く、空港開港直前には過激派によって管制塔の占拠や破壊なども行われていました。また空港は暫定的に開港されましたが、その後も反対運動は継続。最終的に滑走路建設をめぐる対立は解消されず、未だ残されたままの建物が存在しているのです。ちなみに彼らが調査していた一軒家の正体は〝横堀鉄塔〟。この鉄塔の敷地内には、横堀団結小屋という反対派の本部や活動家たちの墓地が点在するそう。まさしく歴史の〝闇〟といったところでしょうね」（歴史研究家）
無知すぎる番組制作陣にドン引き？歴史の裏側を知らずにありのままを放送する同番組に、視聴者もドン引き。ネット上には、
《これでパンドラTV放送終了になったら草も生えない》
《よくお蔵入りせず地上波に出したな 。ぺこぱを悪いことに使わないでくれ》
《パンドラTVがまじでパンドラボックス突いたらしくて草》
《間違えてもバラエティーでやる場所じゃないですね》
《それ、触れてはいけないヤツよ。いまどきのテレビ制作業界人は三里塚闘争しらないのかな》
《芸人連れて行ってロケして、こういう取り扱いするんだ…》
などの反響が巻き起こっている。一方でここまで踏み込んだ内容に、
《番組名に相応しく思いっきりパンドラの箱を開けていく放送内容。嫌いじゃないわ》
《番組が話題になるためにネタが強いの使ったんでしょ》
と称賛する人もチラホラ。
タブーを犯した「パンドラTV」だが、何かしらの圧力がかかって放送打ち切りなどにならなければ良いのだが…。
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