夏の風物詩!歴史は江戸時代まで遡る隅田川の花火大会を浮世絵で楽しもう (2/4ページ)
打ち上がった花火が落ちていく様も、喧騒から少し離れ、高いところから見た構図も、華やかさの中に儚さも感じられる趣のある作品です。
《両こく大花火》歌川国貞 1864年
人物を歌川国貞が、背景を喜斎立祥(きさい りっしょう)こと二代目歌川広重が担当しました。
初代歌川広重は全体を俯瞰した構図で描きましたが、こちらはもう少し近づいて、納涼船からの目線で描いています。
奥に見える、花火と屋台の提灯の赤が良いアクセントになっています。
女性の着物の模様も涼しげで素敵です。
《両国夕涼ミの図》歌川国貞
三代豊国こと歌川国貞の役者絵です!
こちらの花火は、打ち上がった瞬間が描かれています。賑やかな花火大会を背景に、渋めカラーの浴衣が映えます。肩にかけた手拭いもおしゃれです。
薄手の羽織の表現も面白いですね。