危険な商品から手作りシャンプーまで、江戸時代の美容へのこだわりは半端ない (3/4ページ)
また、こちらの「美麗仙女香」は多くの方法で宣伝されており、浮世絵師「溪斎英泉」が描いた宣伝用の錦絵も残されています。
ただ、当時の白粉は水銀や鉛を含んでいたため、中毒症状を引き起こす可能性もあり、体によくありませんでした。
うぐいすのフンを使った洗顔料うぐいすの「フン」と言われると、顔に使用するものなので抵抗を感じてしまう人も多いのではないでしょうか?しかし、当時の女性にとっては、肌を綺麗にする貴重なアイテムのひとつだったようです。
肌のキメが細かくなって小じわが減り、美白効果もあったと言います。
もともとは、洋服の染み抜きなどをしていた職人の手が白いことから、「作業に使用していたウグイスの糞に美白効果があるのでは?」となり、美容にも使われるようになりました。
洗顔料に使われ始めたのは平安時代で、江戸時代にはメジャーとなっていたようです。
ブタやイノシシの蹄(ヒヅメ)を原材料としたパックブタやイノシシの蹄(ヒヅメ)を砕き、米の研ぎ汁で煮詰めて膏薬状にしたものを顔に塗っていました。現代の顔パックです。
夜寝る前に顔に塗って翌朝洗い流すことで、色白肌になると人気がありました。
海藻と小麦粉のシャンプー現代と違い、江戸時代の女性がお風呂に入るのは1ヶ月に約2~3回程度だったといわれています。そのため、絹のように美しい髪を保つために「ふのりシャンプー」を手作りする女性も多かったようです。