“中国で一番有名な日本俳優”のツイートが物議!「応援できない…」
〝中国で一番有名な日本人俳優〟といわれている俳優の矢野浩二が7月2日、自身のツイッターを更新。フォロワーに《みんな仲良く楽しくいれればいいじゃん》と呼びかけたが、ネット上では冷めた声があがっている。
矢野は、《僕が中国のいい所を言ってる時、恐らく一部の人は捻くれた眼で見る人がいると思うんですよ》とツイート。続けて《何も言いたくないけど、言えるとしたら、ただ『みんな仲良く楽しくいれればいいじゃん』と思ってるだけなんですね。ごくシンプルな考え。#中国》と持論を展開した。
僕が中国のいい所を言ってる時、恐らく一部の人は捻くれた眼で見る人がいると思うんですよ。何も言いたくないけど、言えるとしたら、ただ『みんな仲良く楽しくいれればいいじゃん』と思ってるだけなんですね。ごくシンプルな考え。#中国 pic.twitter.com/dfaBEK8Axq
— 矢野浩二 (@kojinash0121) July 1, 2021
矢野は高校を卒業後、役者を目指して上京。森田健作の運転手兼付き人を約8年務めた後、中国に渡り、明治天皇や日本人の軍人役として有名になった。中国版ツイッター『Weibo』のフォロワー数は日本人俳優トップの550万人を超え、中国におけるSNSの総フォロワー数は1400万人にも上っている。
「矢野は中国のドラマや映画で活躍していますが、近年は『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)の武藤広樹役や、3月に公開された西野七瀬主演のAmazonプライムビデオ『ホットママ』で大林直人役を演じているので、一度は目にしたことがある人も多いでしょう。私生活では重慶出身の女性と結婚し、女児をもうけるなど大の〝中国びいき〟としても知られていますが、一方で、〝反日〟とも取られかねない発言が、一部ネット民のターゲットになったこともあります」(ネットニュースサイト編集者)
矢野浩二の過剰な“中国推し”に賛否今回のツイートに、フォロワーからは矢野に賛同する声があがった。しかし一方で、素直に聞き入れられないネット民もまだまだ多いようで、
《中国は滞在してみるといいところなんだけど、何しろイメージが悪すぎるよなぁ》
《この人、中国での自分の知名度ばかり自慢してるよね。中途半端に日本のドラマになんか出演しないで、中国で頑張れば?》
《もう本人は完全に中国人のつもりなんだろうね。コロナが武漢から広がった説を考えると、素直に応援する気にはなれない》
《捜査一課長を降板したのも、日本で受け入れられなかったからでしょ。どうぞ奥様の故郷にお帰り下さい》
などといった声も寄せられている。
矢野は5月に投稿したツイッターで、『ダウンタウン』松本人志の《オリンピックをやるなら、イギリスがやったみたいにロックダウンするしかないと思う》と発言した記事を引用。《こんなの前から言ってる事。でも完全にロックダウンで成功してる中国やシンガポールを挙げるべき。ヨーロッパは完全に沈静化してないし。でも、このように日本の著名人がみんな声を上げればロックダウン出来るかもよ。それしか方法ないわな》とツイートし、アンチから失笑を買っている。
外国の政策を日本にそのまま当てはめることがいかに難しいかは、少し考えれば誰でもわかることだろう。そんな過剰なまでの〝中国推し〟が、矢野に対する反発に繋がっているのかもしれない。
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