実は運転しまくり!? 無免許事故の木下ふみこ都議にタチの悪い疑惑 (2/2ページ)

Asagei Biz

政治家としてはもとより、社会人としてありえない。除名処分では軽過ぎる。辞職勧告すべき!》《2月に免停という事は、150日か180日。正直そうそう食らう日数ではないはず。いったい何をしたのか、それが問題!》と追及の声が溢れ、さらには《どうして議員辞職勧告ができない?これを除名だけで済ませたら都民ファーストも終わりだな》といった意見も……。

 前出の社会部記者が語る。

「木下氏は免許を携帯していなかった言い訳として、『7月2日で停止期間が終わったと勘違いをしていた』と釈明していますが、そもそも、免停の手続きは通知書と免許証を持って出頭し、免許証を返納した時点から免停期間が始まるもの。ですから免許失効のうっかりはあるものの、免停期間の勘違いなどふつうは考えられません。また、告示日前から運転していたという対立候補の証言が事実であれば、その言い訳すら大嘘ということになり、タチが悪い。それ以前に木下氏は事故の事実を隠ぺいしていたわけですからね。議員という立場があって逮捕は逃れたのかも知れませんが、一般人なら逮捕されてもおかしくない事案。今後の対応によっては、都民ファースト人気が急落する可能性もあるでしょうね」

 とはいえ、3カ月以内に辞職した場合には木下氏の票が消え、次点の自民党候補が繰り上がることになる。そのため、党は除名はするものの議員辞職までは迫らないはず、というのが政界関係者の見方だ。

 そして除名から2日後の7日、木下氏が新会派「SDGs東京」を設立したことが明らかになった。東京都議会の公式HPの議員名簿に「無所属(SDGs東京)」と記載されているのだ。4年間の任期中には1億円近い税金が支払われることになる。我々もきちんと事の顛末を注視したい。

(灯倫太郎)

【写真ギャラリー】大きなサイズで見る
「実は運転しまくり!? 無免許事故の木下ふみこ都議にタチの悪い疑惑」のページです。デイリーニュースオンラインは、木下ふみこ都民ファーストの会小池百合子東京都議会社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る