大坂なおみが五輪出場を宣言! 矛盾した態度に「身勝手すぎる」

まいじつ

(C)action sports / Shutterstock
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女子テニスの大坂なおみが7月6日、マネジメント会社を通じてコメントを発表。東京五輪に「出場します」と自らの言葉で宣言し、物議を醸している。

大坂は5月下旬に行われた全仏オープンで精神的負担を理由に会見を拒否。その後、うつを患っていたことを告白し、試合を棄権していた。

大坂は《皆さん、こんにちは。皆さんのあたたかいサポートに感謝しています。最近は、少しずつですが、気持ちを整理しています。私にとって、自身のメンタルヘルスの状態を告白するのは、とても勇気のいることでした。この問題には、これからも向き合い続けていかなければならないと思っています。ウィンブルドンは欠場させていただきました。東京オリンピックは出場します。なぜなら、日本は私が生まれた国であり、大切な母国だからです。日本での思い出はたくさんあり、私の生き方や考え方に影響しています。今回、日本代表としてオリンピックに出場できることに誇りを持っております。このような状況で東京オリンピックの開催に携わっている日本をはじめ、世界中の医療関係者の方々に心から敬意を表します。オリンピックは、全力を尽くします。母国日本の皆様と、この星の全ての皆様に、感謝と愛を込めて》とコメントを発表し、五輪出場に意欲を示した。

大坂の五輪出場に、情報番組も沸いている。7日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)では、MCの谷原章介が「今、大変な状況の中、みなさんに思いを伝えたい、オリンピック楽しみにしているっていう大坂さんの思いが伝わってきます。まずは、彼女がオリンピックの舞台で楽しめることになることを望みます」とコメント。

またコメンテーターとして出演した初代スポーツ庁長官の鈴木大地も「今のメッセージ、ぐっと来ますね。特に大切な国だとか、日本を愛している気持ちが伝わってきまして。全仏、ウインブルドン欠場して心配していましたけど、この日本の東京のためにずっと体調を整えてくれているんだろうと思います。活躍を祈っております」と大坂の出場に感謝した。

大坂なおみの五輪出場は歓迎されないのか…

一方で、メディアが大はしゃぎするなか、ネット上では

《日本の代表として立ち振る舞いは大丈夫なのか心配。そもそも会見拒否して全仏棄権したのに、五輪がOKな理由がわからない》
《愛国精神に溢れているのはいいが、今までの言動を見ると身勝手すぎる。素直に応援はできないなぁ》
《「なぜなら、日本は私が生まれた国であり、大切な母国だからです」って、いやいや、うつ病のことは? 試合後のインタビューはどうするの?》
《日本を馬鹿にしすぎなのか、都合良く利用しているだけなのか。全仏辞退したのだから、愛国心を理由にオリンピックは出ますと言われても「いや休めよ」と思う》
《まずは自分のためですよね。いつまでも「国家」のためみたいな感覚を選手に付け加えるのはやめてもらいたい》

などといった冷めたコメントも散見される。

プロテニスプレイヤーにとって優先すべきは、五輪よりも〝四大大会〟だろう。大坂の日本を思う気持ちは理解できるが、多くのテニスファンは大坂のコメントが腑に落ちなかったようだ。

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