『鬼滅の刃』アニメ第2期“フジで放送”に不安…「制作与奪の権を握らせるな」

社会現象を巻き起こした大人気作品『鬼滅の刃』。そのアニメ第2期が、フジテレビ系で放送されることが決定した。しかし、ファンは同局での放送に対し、悲痛な叫びをあげている。
もともとTOKYO MXなどで放送されていたアニメ「鬼滅の刃」だが、第2期の〝遊郭編〟からはフジテレビ系列へ。今回の発表に合わせて、主人公の竈門炭治郎や竈門禰豆子、音柱・宇髄天元などが描かれた遊郭編のキービジュアルやPVなども公開されている。
ー鬼棲む夜を、斬り裂き進めー
TVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編
新たなキービジュアルが解禁。
どうか、お楽しみに。
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— ufotable (@ufotable) July 13, 2021
また、遊郭編のストーリーは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の続きということもあり、9月25日に土曜プレミアム枠で地上波初放送。現状は第2期に関する詳しい放送日やキャストなどは明かされていないが、劇場版の放送後に新情報を発表するようだ。
『アナ雪』や『約ネバ』の悲劇再び!?続々と明かされる「鬼滅」情報だが、一方で同作のファンは意気消沈。かねてより〝アニメと相性が悪い〟と言われていたフジテレビ系での放送だったため、ネット上には、
《鬼滅の世界観に余計な手を加えずそのまま放送してくれるならいい。本当に楽しみにしてるから変に捻じ曲げないでほしい》
《モブ役とかに『櫻坂』あたりの棒アイドルねじ込んでくる気配はあるぞ…》
《絶対にジャニーズアイドルとか人気芸人とかを声優に起用するんだろうな》
《もう放送局は決まっちゃったから仕方ないけど、本当にお願いだから下手なオリジナルとか入れないで!》
《フジなら煉獄さん生存ルートとかやってくれるかもね》
《制作与奪の権を握らせるな》
などのネガティブな声が続出している。
「フジテレビ系がアニメ放送で嫌われている理由としては、やはり過去に『声優にアイドルなどを起用する』『原作を忠実に再現しない』といった事例があったからでしょう。アニメ『約束のネバーランド』2期がフジテレビ系で放送された際には、原作で描かれている物語を大幅にカットしたことも。また2017年にディズニー映画『アナと雪の女王』をノーカットと謳って放送した際にエンディングを全カットし、面白くない『みんなで歌おう! Let’s sing together! Let it go!』という企画に差し替えて炎上しました。遊郭編の放送も心配ですが、『無限列車編』の放送にも何かしらの編集が入る可能性もあります」(芸能ライター)
ただ、放送局がフジテレビ系というだけなので、一部からは《制作会社さえ変わらんかったらなんも問題無い》といった声も。ここまでファンが不安視する中で大幅な改編を行うのならば、それはそれで面白いかもしれないが…。