力道山、ジャイアント馬場…日本中が沸いた!格闘技「伝説の必殺技」 (2/2ページ)

日刊大衆

テレビのあるそば屋は、プロレスの放送時間は、通常100円のそばを500円にしても、客があふれたといいますからね」

ジャイアント馬場の「16文キック」の大迫力

 シャープ兄弟、ジェス・オルテガ、ルー・テーズ、フレッド・ブラッシーなど、日本マット界に上陸した強敵たちとの戦いは、空手チョップなしには語れない。

「空手チョップは、元関脇の力道山が相撲の張り手を応用してできたといわれています。より強力な技にするため、ハンマーで叩いて手の甲や指を鍛え、肉が割れて血が吹き出しても叩き続けたという逸話があります」(プロレス誌記者)

 そんな力道山の弟子だったジャイアント馬場(享年61)やアントニオ猪木(78)も、数多くの名勝負で必殺技を繰り出した。

「馬場さんは、やはり“16文キック”でしょう。2メートルを超える長身の馬場さんが足を上げると、強靭な下半身から繰り出される体重の乗った重いキックが、相手の顔面に軽々と届きました」(前出の柴田氏)

 巨人の投手だった馬場の足腰は、力道山に課せられたという一日3000回のスクワットで、さらに鍛え抜かれていたという。

「16文キックが素晴らしいのは、全盛期はもちろん、第一線から退いた後も使い続けることができたこと。3000試合連続出場の記録を打ち立て、“無事之名馬”と称せられた馬場さんを象徴する技でもありましたね」(前同)

 現在発売中の『週刊大衆』8月2・9日号ではこのほかにも、歴史に名を残すさまざまな必殺技を紹介している。

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