たびたび炎上騒ぎを起こす朝の情報番組として、一部界隈で人気を博している『めざまし8』（フジテレビ系）。今や粗探しのためだけに番組を見ている人も多いという…。7月20日の放送でも些細なトラブルが起こったのだが、案の定視聴者からツッコミの声が寄せられている。

この日の番組では、東京五輪のウガンダ代表が失踪した騒動について報道。失踪したのは重量挙げに出場予定だったジュリアス・セチトレコ選手で、彼は大阪で新幹線に乗り、名古屋駅で降りたとみられていた。ちなみに、セチトレコ選手は20日の15時ごろに三重県で発見され、保護されたようだ。

そして問題があったのは、セチトレコ選手が降りたと言われている名古屋の説明をするシーン。そこでナレーターは「実は名古屋県…愛知県では」と、愛知県を名古屋県と言ってしまうのだった。

瞬時に言い間違いを訂正したものの、視聴者はそれを見逃さなかった。ネット上では、

《名古屋県と聞いては黙ってられねぇ》
《名古屋県だと？　普段からバカにしてるからそういうのが出ちゃうんだね》
《名古屋県って…　これこそがフジテレビクオリティー》
《名古屋県、相手によっては暴力沙汰になるでしょ》
《久々に聞いたぞ名古屋県。放送事故やがな》
《めざまし8の全アナウンサーは連帯責任で今すぐ仕事を辞めるべき》

などと名古屋市以外の愛知県民からお怒りの声が。しかしその一方で、

《名古屋県！　事実ですからしょうがないですね》
《もう名古屋県でいいわよ》
《出身地聞かれて、めんどくさいから「名古屋です」って答えてる》
《別に名古屋県って言われたぐらいで…　実質的に名古屋県だしな》

といった肯定的な意見も寄せられている。実は名古屋市は栃木県よりも人口が多いことで有名。市のデータなどを見る限り、名古屋県と言っても差し支えないと考えている人も少なくないようだ。

しかし、情報番組は情報を正しく伝えるのが目的。公共の電波で県名を間違えるのはもっての外である。再発防止に努めてほしいが、生放送だとこういったミスは仕方のないことなのかもしれない…。