これは観に行くしか〜!歌川国芳の生涯と作品を改めて紹介しその魅力に迫る展覧会「没後160年記念 歌川国芳」開催 (3/3ページ)

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タブーに挑む!

歌川国芳は、浮世絵でタブーとなっている題材にも果敢に挑戦しました。その一例が絶版になったことで知られる『絵本太閤記』(武内確斎作・岡田玉山画)の世界を描いた作品です。豊臣秀吉や織田信長らが活躍した時代を題材にすることは幕府によって規制され、出版がはばかられていましたが、たとえば武将の名前を一部もじったり、あるいは織田信長の名を源義経などに置きかえ、源平合戦に仮託することで本能寺の変を描いたりしました。

歌川国芳の作品といえばその幅広い作風が魅力の一つ。勇壮な武者絵を描いたかと思えば、とってもコミカルな擬人化された猫ちゃんを描くなど、バラエティ豊かな作品群は一見の価値あり!

展覧会「没後160年記念 歌川国芳」は、2021年9月4日(土)~10月24日(日)の期間で開催されます。

PART Ⅰ 憂き世を笑いに!―戯画と世相 
9月4日(土)~9月26日(日) PART Ⅱ 江戸っ子を驚かす!―武者と風景
10月1日(金)~10月24日(日)

没後160年記念 歌川国芳

画像出典:公式ホームページ

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