「少年よ、大志を抱け!」のクラーク博士、帰国後は事業パートナーに逃げられ会社は破産していた!? (2/2ページ)

Japaaan

事業パートナーが逃亡

ところが、彼が事業パートナーに選んだ人物がとんでもない相手でした。

賭博や横領を繰り返し、資金は帳簿から悉くなくなっており、しかもそのまま逃亡されてしまいます。会社は1年であっけなく倒産。出資者からは詐欺容疑で訴えられてしまいます。

失意のどん底に陥ってしまったクラーク博士は、その4年後、心臓病を患い、亡くなってしまいます。

現在、札幌郊外には、遠くを指さしてすっくと立っているクラーク博士の像がありますが、志を大きく持っても、なかなかそれだけでは成功するのは難しいようです…。

参考:後藤 寿一 『ほんとはこんなに残念な日本史の偉人たち』(2018 じっぴコンパクト新書)

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