平安時代に神事から派生? 性サービスを生業とした「遊女」の起源と歴史 (3/3ページ)

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室町時代前後になると、それまで自由業として全国各地で客をとっていた遊女たちは集団を形成し、特定の地域や街に集まり売春を行うようになる。取り締まりは厳格化し、税金の対象となって幕府の統治下で営業するようになる。

安土桃山時代。遊女が活動する地域を専用に囲った「遊廓(ゆうかく)」が登場し、遊女活動は全盛期を迎える。徳川の治世、江戸の吉原にできた遊廓は幕府からの許可を得て栄えた。

明治5年(1872)の東京・吉原遊廓(Wikipediaより)

江戸期に盛り上がりをみせた遊廓の数は最盛期に数百を超えたが、明治期に入ると外国からの売春制度批判や、国内における反対運動などの影響により、遊女の社会的地位は下降していく。

明治33年の規定により、警察署名簿に登録済みの遊女のみ指定の貸座敷における商売が認められたが、戦後に遊廓は廃止。昭和32年の売春禁止法施行により売春そのものが違法となった。

〈参考〉
花街を生きた女性

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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