広瀬すずに「学芸会みたい」と酷評…“棒演技”が話題になった芸能人たち

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

今年4月から6月にかけて放送されたドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)で、W主演を務めた『嵐』櫻井翔と広瀬すずの〝棒演技〟に酷評が相次いでいる。

同ドラマは、栗田一秋(江口洋介)が経営する探偵事務所・ネメシスで、天才的ヒラメキを誇るが無鉄砲な美神アンナ(広瀬)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真尚希(櫻井)が難事件に挑んでいくというミステリーエンターテインメントだ。

一番高い視聴率を記録したのは初回の11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。そこからどんどん数字を落としていき、最終回では結局初回の2ケタ台に復活することはなく、視聴者からは《棒演技がひどい》《ミステリーとしての意外性にかける》との酷評が相次いでいた。また、『ネメシス』は1話~7話の各話に張られていた伏線が、8話~10話の最終章で回収されるという構成だったが、いくらラストで風呂敷を畳むことができたとしても、視聴者はさまざまな箇所で物足りなさを感じてしまったようだ。

実際に、ネット上では

《櫻井くんも広瀬さんも演技してます感が凄くて学芸会みたい》
《翔くんのガチオタだけど言わせてもらう。翔くん、演技力上げる気がないならもうオファーは受けない方がいい》
《何か面白い展開があるかもって思ってずっと見てきたけど、びっくりするほど楽しめなかった》
《映画のスタッフによる本格的なドラマ!と銘売ってた割にテンポ悪いわ、ギャグは滑ってるわ、トリックは雑だわで全然面白くなかった》

など、さまざまな厳しい意見が多く寄せられている。

「櫻井の演技が壊滅的なのは、ファンの間では当然のこと。また、広瀬の演技力も、今まではドラマ『anone』(日本テレビ系)や、映画『怒り』などの〝暗くてボソボソ喋るキャラ〟は評判でしたが、明るいキャラで評価されたことは特にない。今回のドラマで、コメディーに向いていないことが決定的になってしまいました」(芸能記者)

映画公開タイミングと田中圭の“ワンパターン演技”が重なり…

俳優として第一線を走り続けている田中圭も、一部では〝棒演技役者〟と話題のようだ。先月公開の映画『ヒノマルソウル ~舞台裏の英雄たち~』では、田中が主演を務めたものの、興行通信社が公開した6月19日~20日の国内映画ランキングで、初登場9位という結果に終わり、大爆死。

長野五輪を題材にしたタイムリーな映画だと思われるのだが、何故ここまで振るわなかったのだろうか。 同作は1998年の長野五輪で、スキージャンプ団体戦の金メダルを陰で支えた〝テストジャンパー〟にスポットを当てた映画。田中は、日本代表に落選し、テストジャンパーとして五輪に参加する主人公・西方仁也を熱演。他にも土屋太鳳や山田裕貴といった豪華キャスト陣が名を連ねており、話題性は申し分のないように思える。

しかし、フタを開けてみれば紹介した通りの有様で、映画の内容についても、

《「ここで泣いてくれ!」って演出が絶望的にダサい》
《田中圭の演技がワンパターンで感情移入できない》
《五輪に便乗しようとしたんだろうけどウィンタースポーツじゃ無理でしょ》
《冬季五輪の話をこの時期に観ることに違和感があった》

といった声が。何かとツッコミ所が多い映画だったようで、酷評する観客も少なくない。

同映画は当初、2020年6月の〝オリンピックイヤー〟に公開される予定だったものの、新型コロナの影響で公開延期を余儀なくされ、東京五輪も2021年の開催に。つまりコロナ禍で揺れる東京五輪を盛り上げるために作られた映画ではなく、本来なら22年ぶりの五輪自国開催というお祭り騒ぎの中で公開される映画だった。

公開タイミングと重なり、田中の演技にも悪い評価が下されてしまったようだ。

6月26日放送の大人気オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語 ’21夏の特別編』に出演した『ピース』又吉直樹の演技にも、酷評が殺到している。

又吉が出演したドラマは『成る』。有名棋士・岩屋賢太郎(又吉)は、〝不惑〟という妙な名前のAI棋士との対局に臨んでいる。岩屋が駒を返すと、〝朮〟という見たことのない文字が。さらにAI棋士が駒を返すと、今度は〝明美〟という文字が現れる。平静を装うも内心、動揺を隠しきれない岩屋。実は昨年、岩屋はその名前の女性と週刊誌に写真を撮られ、そのことが原因で妻とは離婚協議中だったのだ…。

対局中に精神攻撃を繰り返してくるAI棋士に、恐怖を抱きながら岩屋が戦うというストーリー。岩屋のリアクションが肝となるのだが、ネット上ではこの演技に

《又吉、演技ひど過ぎる。声も抑揚がないし、演技はわざとらしいし、棒読みだし、これは黒歴史だなぁ》
《又吉が1番下手だわw 演技初めてだっけ?》
《雰囲気あるだけに、演技が残念だな又吉。執筆だけしとけ》

などと、厳しい声が殺到している。

「又吉は『ピース』でコントを披露していた際も、決して演技がうまいとは言えませんでした。コント芸人では、『東京03』や『ハナコ』、『シソンヌ』などが演技が上手いだけに、芸人枠ならばそちらのほうがハマったでしょう。まあ今回は、すっかり作家のイメージがついた又吉に、将棋棋士のコスプレをさせたかっただけなのでしょうが…」(芸能記者)

安易なキャスティングでドラマを台無しにしてしまった今回。人気シリーズの黒歴史の一つとなったようだ。

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