パクリ、原作改悪、ステマ疑惑…フジテレビの信頼度が急落した不祥事3選

まいじつ

パクリ、原作改悪、ステマ疑惑…フジテレビの信頼度が急落した不祥事3選

近頃、フジテレビの〝不祥事〟がひときわ注目を浴びている。

4月14日付の『文春オンライン』が、フジテレビ女子アナの〝ステマ疑惑〟を報じた。女子アナたちは、美容室で無料サービスを受け、その見返りにSNSなどでの宣伝活動に協力していたという。名前があがったのは、宮澤智アナをはじめ、井上清華アナや三上真奈アナ、久慈暁子アナら7名だ。

宮澤アナは6月3日、自身のインスタグラムを更新し、ステマ疑惑について謝罪。真っ白な画面と共に《報道されていた件について、社会人として軽率な行動をとってしまっていたことを深く反省しています。今後は、より自覚と責任感を持ち日々行動していきたいと思っています》とコメントした。そして、《インスタの投稿もまたしていきたいので今後ともよろしくお願い致します!》とファンに呼びかけた。

その後も、久慈アナが同様の謝罪をしたが、あまりにも軽はずみな謝罪姿勢に、ネット上では《軽率な行動を…と言いつつ、インスタ再開するんですね。そこが元凶じゃないんですか?》などといった非難の声が殺到していた。

しかし、これ以外にも、フジテレビの信用度を急落させている問題がある。

“パクリ疑惑”をもうやむやにするフジテレビ

ステマ疑惑から2カ月が過ぎたフジテレビだが、今度は〝パクリ疑惑〟が浮上した。

6月17日、フジテレビは4カ月ほど前に放送した『超絶! THE空中サバイバル』のVTRの一部が、読売テレビが2016年と18年に放送した『体感! 奇跡のリアルタイム』の放送内容と酷似していたと、公式ウェブサイトで謝罪。

今回の問題について、フジテレビは《読売テレビからご指摘を受けて同社に謝罪いたしました。今後、放送内容の確認をさらに徹底することにより、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります》とコメントしている。

「問題となったのは、イギリスの大手航空会社『ブリティッシュエアウェイズ』で実際に起きた航空機事故を扱ったコーナーで、〝フロントガラスが吹き飛んで機長が外に〟〝前輪が横向き〟といった内容がそっくりだったようです。VTRの構成やナレーション、スーパーの表記やCGもほぼ同一だったというのですから、そのままパクって多少手を入れた程度だったんでしょうね。読売テレビはすでにフジテレビから謝罪文を受け取っており、『フジテレビ側からは再発防止を徹底するとの意向も示されていることから、弊社として謝罪を受け入れることと致しました』と発表しています。一方のフジテレビは、コトの詳細を明らかにしておらず、視聴者からは非難の声が相次いでいますね」(テレビ誌ライター)

フジテレビの謝罪態度に、ネット上では《またフジテレビか! 女子アナのステマ問題も適当にごまかして、ほんと次から次へと不祥事が発生しますね。今時ネットで調べればすぐに分かっちゃうのになんでパクリとかしたんだよ》などと大ブーイングが起こっている。

関係者の話では、「2つの番組に同じスタッフが関わっていた」ということで、どうやら単純に動画を〝使い回し〟していたというのが真相のようだ。このような体たらくでは、さらなる視聴者離れが加速してもおかしくないだろう。

7月9日より公開中の『週刊少年マガジン』で連載中の同名漫画を原作とした実写映画『東京リベンジャーズ』の〝改悪〟も、話題となっている。

同作は〝ヤンキー×タイムリープ〟のSFアクション映画。ある日、タイムリープ能力に目覚めた元不良の主人公・タケミチが、かつての不良時代をやり直して未来の改変を目指すストーリーだ。北村匠海や山田裕貴、今田美桜、間宮祥太朗、吉沢亮といった今をときめく若手俳優を起用し、公開前から大きな注目を集めていた。

前評判通り、公開直後の土日2日間では、動員38万6000人を突破。また興収は5億2800万円を記録し、動員ランキングでは初登場1位を獲得した。

しかし好成績とは裏腹に、早くも映画を観た人から低評価が殺到。どうやら内容が原作に忠実でなく、大きく改変されていたようだ。ネット上には、《終盤の見せ場である抗争部分が、改変及び雑な展開と短縮、薄っぺらくなってがっかり》などと、酷評が殺到している。

「同映画は制作にフジテレビが入っており、一部では、テレビ放送する際に不都合な部分を改変したのでは?とも囁かれています。同局は以前から同じような事例で批判を集めることが多かったため、アニメや映画ファンからは納得の声もあがるほど。空前絶後の大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の2期はフジテレビ系で放送されますが、こちらにも原作改悪に心配の声が聞かれます」(映画ライター)

同作以外にも、今年4月から6月にかけて放送されたドラマ『レンアイ漫画家』や、2019年に放送されたドラマ『トレース~科捜研の男~』などでも、フジテレビの原作改変を嘆く声が多くあがっている。

フジテレビが携わる番組に〝改悪〟はつきものなのかもしれない。

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