夏ドラマ総チェック!医療・刑事ドラマ大当たりの裏で恋愛モノ総崩れのワケ (2/2ページ)

アサ芸プラス

今季初回でトップだったのが、天海祐希主演の「緊急取調室」(テレビ朝日系)で14.7%。一方、鈴木亮平主演の「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)は初回が14.1%で、第2話は14.3%にアップ。2本の熾烈なトップ争いは間違いないとみられたが、その後の推移をみると「TOKYO MER」が優勢のようだ。続くのが、波瑠主演の「ナイト・ドクター」(フジ系)。初回13.4%で、第5話まで2ケタをキープしている。

 唐沢寿明主演の「ボイスII 110緊急指令室」(日テレ系)の初回世帯平均視聴率は11.3%。佐々木蔵之介主演の「IP~サイバー捜査班」(テレ朝系)の初回は10.3%。東山紀之主演の「刑事7人-season7-」(テレ朝系)の初回は11.9%。戸田恵梨香・永野芽郁ダブル主演「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日テレ系)の初回も11.3%といずれも2ケタを超えた。

「医療でも刑事でも描かれるのは、リアルな世界。犯罪や病気に真摯に取り組む人間たちのドラマがキモ。難病や瀕死の患者を助けてくれる医者、腐敗した政治家や極悪非道の犯罪者を一刀両断に成敗してくれる刑事の活躍は、見ていてスカッとする。溜飲が下がる。勇気がもらえること請け合いです。コロナ禍の自粛疲れを忘れさせてくれるには、勧善懲悪、1話完結、爽快さが味わえる刑事・医療ドラマで決まりでしょう」(テレビ誌記者)

 日頃の憂さを吹っ飛ばすのは、スーパーリアルドラマなのかもしれない。

(塩勢知央)

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