『お耳に合いましたら。』で初主演!伊藤万理華、個人PVや個展など乃木坂46時代に発揮された独自の個性 (2/3ページ)

日刊大衆

しかし、『狼に口笛を』を始め『生まれたままで』『ここにいる理由』ではセンターポジションを経験するなど、アンダーでは大きな存在感を放っていた。

 アンダーライブという乃木坂46における土壌を築いた張本人が伊藤だった。センターとしてライブでは重要な立ち回りを担うようになり、2014年から始まったアンダーライブを大きく牽引。次第にその実力は高く評価されるようになり、選抜入りへと繋がっていく。

 中でも17thシングル『インフルエンサー』における伊藤の存在感は、メディアで披露するたびに大きく注目を集めた。裏センターとして可憐に舞い踊り、絶妙な表情で魅了する彼女の姿は今でも鮮烈に思い出されるほどだ。

 選抜とアンダーを行き来していた彼女にとって大きな転機となったのが個人PVでの活躍だろう。個人PVとは乃木坂46における独自のコンテンツで、伊藤は優れた表現力を発揮し大きく注目を集めることとなる。

 柳沢翔監督が手掛けた初期の映像作品『ナイフ』や福島真希監督の『まりっか’17』が彼女を代表するコンテンツとなっているが、この映像のなかで伊藤は豊かな表現力で魅了し、「個人PVの女王」として広く知られるようになった。

『EX大衆』(2018年1月号)でも「『ナイフ』という作品に出会えたことは運がよかったと思います。その後も波はあったけど、映像作品が私を支えてくれました」と個人PVが自身に与えた影響の大きさを語っていた。

 乃木坂46の多くのメンバーが女優・モデル・タレントと様々な活動しているが、伊藤は乃木坂46在籍時からとりわけアート方面での個性を発揮して、仕事へと繋げていったメンバーでもあった。

 父がグラフィックデザイナー、母がファッションデザイナーという両親の元で生まれた伊藤は、かねてから芸術センスが高いことでも知られ、芸術系の大学へも進学するなど、表現者としてひときわ目立った才能を発揮していた。

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