魚は「ウオ」と「さかな」どちらが正解?どちらが古く、どのように使い分けるのか? (2/2ページ)
『日本国語大辞典』にも「さか」は「さけ(酒)」、「な」は、副食物の総称」とあります。この「な」は、漢字で菜とも書き、酒を飲むときに添えて食べる物のことを言いました。
つまり、もともとはお酒と一緒に食べるものはすべて「さかな」だったのですが、やがて、その中でも「魚」が主流となったので、魚のことを「さかな」というようになったようです。
参考
佐佐木 信綱 『万葉集(現代語訳付) Kindle版』 教育出版 「言葉のてびき」日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan