五輪開会式“初期案”もヒドかった…「これやってたら滅茶苦茶叩かれてた」

まいじつ

五輪開会式“初期案”もヒドかった…「これやってたら滅茶苦茶叩かれてた」

『文春オンライン』が暴露した、東京五輪開会式の裏事情。元案も明かされたのだが、それも「酷い」と話題になっている。

当初、開会式の演出を担当する予定だったのは、演出振付家のMIKIKO氏。大友克洋氏の漫画『AKIRA』のバイクを使ったオープニング、任天堂が制作する競技紹介映像などに加え、『Perfume』、三浦大知、辻本知彦、菅原小春らがダンサーとして出演、他にも渡辺直美などが出演する予定だったという。

しかし、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗元会長から「市川海老蔵を入れて」とのゴリ押し、小池百合子都知事から「火消しと木遣りを演出に入れて」とのゴリ押し、IOCから「イマジンを流して」とのゴリ押しなどがあって難航。結局MIKIKO氏が外れて佐々木宏氏が担当することになったが、後に佐々木氏は内ゲバで辞任。開会式2カ月前となったタイミングで小林賢太郎氏が急遽任されたという。

ネット上では、五輪憎し、電通憎しからなのか、MIKIKO氏の案を祭り上げる声が多くあがっているが、その一方では、MIKIKO氏の案も仲間内のメンバーを集めただけとの指摘も。

《MIKIKO先生の開会式なら、それはそれで「またアミューズかよ」と批判出てたろうね》
《mikiko先生のプランもアミューズに肩入れしすぎてどうかと思う》
《開会式、元案→アミューズ利権 本番の→電通利権になってしまわないか? 元案がいいか本番の案がいいかを抜きにしたとしても》
《MIKIKOさんのケツモチに アミューズがいるんですけど 吉本利権、電通利権を責める人はなぜ アミューズ利権と言わないの?》
《これやってたら滅茶苦茶叩かれてただろ》

といった声があがっている。

森喜朗、小池都知事、IOCの3大戦犯

「そもそもこのような大仕事ならば、さまざまな利権が絡んでいるのは当たり前。また、クライアントの要望を取り入れながら仕事をするのも当たり前なので、もし上からの物言いで仕事を降りてしまったとしたら、MIKIKO氏の行動にも疑問が残ります。まあしかし、現場が大混乱しているにも関わらず、最後まで自分の意見をねじ込ませた森氏、小池都知事、IOCには呆れるしかありませんね」(芸能記者)

そして最後の最後に開会式に決定打を与えたのは日本国民。国民の〝要望〟によって、土壇場で使用音楽が変わり、ディレクターが解任され、出演者が前日で辞任した。

にも関わらず、相変わらず政府と電通だけに責任を押し付けている日本人。政治家に代表されるように、責任逃れ能力は、世界中のどの国民より高いと言えるだろう。

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