東京 銀座や丸の内、日本橋…浮世絵で見て歩く華やかな明治時代の洋風建築【中編】 (4/5ページ)

Japaaan

擬洋風建築の最高峰と謳われた第一国立銀行

『東京名所圖繪 海運橋第一國立銀行』歌川広重(浮世絵検索)

さて、寄り道もそろそろにして銀座へ歩を進めよう。江戸橋から銀座方面に進むと何やら派手な高い建物が見えてきた。明治6(1873)年に竣工した日本で最初の銀行 第一国立銀行である。

設計施工は三井ハウスを手掛けた清水組だ。木骨石造の5階建て(天辺の旗竿の先端までの高さ約26m)のこの建物の特徴は、洋風建築と伝統的な城郭建築を組み合わせた豪華なデザインである。その独特の建築は“擬洋風建築の最高峰”と謳われ、あまりの豪華さからか神社と間違えてお賽銭を供える見物人が多くいた。

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