「菅総理の続投を望む声が多い」二階幹事長の発言に国民が怒り「幻聴か!」 (2/3ページ)

Asagei Biz

毎日オリンピックに興じる菅政権、小池知事の姿に国民がいらだちを募らせる中、さらに国民感情を逆なでしたのが、自民党の二階俊博幹事長が記者会見で放ったKY発言だった。

 記者から、菅義偉首相の任期満了(9月30日)に伴う総裁選について問われた二階氏は、「現職が再選される可能性が極めて高い。誰もが承知していることだ」として、「総裁がしっかり頑張っておられるわけでありますから、総裁を代える意義は見つからない。むしろしっかり続投していただきたいという声の方が、国民の間にも党内にも強いんではないかと判断をいたしております」とのたまったのだ。

 すると、当然のことながらSNS上には怒りの声が続出。《このコメント、トンチンカン過ぎて凡人には理解出来ないよ》《その国民の中に私は入ってないんだけど!》《ご自分の立場を死守するためには、国民の声などどうでも良いと考えているとしか思えない》《国民を馬鹿にした発言だ!》《もはやこの方々は、幻聴が始まっているのではないですかね?》《73歳定年制を厳守せよ》といったコメントが溢れた。

 全国紙の政治部記者が語る。

「二階氏の口からこうした発言が出るのも、結局は菅首相の代わりとなる有力な総裁候補がいないからなんです。一時『ポスト菅』として有力視されていた岸田文雄前政調会長も、お膝元の参院広島選挙区再選挙で支援した新人が敗北したことで、『選挙に弱い』『地元ですら勝てない』という評判が強まり失速。前回の総裁選でこの2人と戦った石破茂元幹事長も、自らの派閥・水月会の会長を辞任、派閥の維持すら見えない状況です。

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