自然災害に負けない農業、京都の伝統野菜「こと九条ねぎ」を守る台風対策の実施「NEVER GIVE UP!」を掲げる

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こと京都株式会社のプレスリリース画像
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​​京都で九条ねぎの生産・加工・販売を行う農業生産法人 こと京都株式会社(本社:京都市伏見区、代表取締役:山田 敏之、以下 こと京都)は、8月から10月末までの3ヶ月間を「台風対策期間」として、全社一丸となり台風に備えた対策を実施する。期間中、オリジナルのロゴと言葉を掲げた「NEVER GIVE UP!」のコンテンツを社内に設置し、台風対策実施による事業継続計画(BCP)の達成を目指す。

■ネギを守る 顧客を守る 生活を守る 「NEVER GIVE UP!」
こと京都では、台風が上陸し倒伏する前の一斉収穫を根底に対策を実施。農産部門では収穫圃場の優先順位を決めて、被害が大きくなる草丈が高いものの前倒し収穫や葉先の刈り込みなどを行う。工場部門では保管冷蔵庫の容量の確保、営業部門では出荷予測や顧客への連絡など、各部署での非常時の対応を明確化している。

■防災対策基本方針
<目的>
緊急事態(台風被害発生)においても、従業員及びその家族の安全を確保しながら自社の事業を継続すること

<基本方針>
①従業員の安全を確保する
②自社の経営を維持する
③顧客からの信用を守る
④供給責任を果たし、従業員の雇用を守る
⑤関係者の安全を確保する

<策定背景>
平成29年、30年と台風による大きな被害を受け、一晩で約200トンもの葱が倒伏。出荷制限をかけたものの、結果的には45日間にわたり出荷を休止した。創業以来初めての大規模な生産停止となり、工場も1カ月間休業するなど経営面においても甚大な影響を残した。
こと京都の主力品目である九条ねぎは全て露地栽培であり、天候リスクを府内一様に受け、その被害も局所的でなく全面的なものとなった今、経営を維持し、事業を継続する上で、台風といかに対峙するかが大きな課題である。
自然災害、とりわけ台風の猛威を取り除くことは人為的に不可能ではあるが、経営への影響を限りなく小さくすることはできる。そのためには、農産部門だけの対策ではなく、全社全部門が有機的に結合し、刻々と変わる状況に対して敏感に反応し、しなやかな復元力を保持することである。その具体的プランが「防災対策基本方針」であり、経営政策の柱として策定に至る。
※こと京都株式会社 2021年度版「防災指針書」より抜粋

​■こと京都株式会社について
京都の伝統野菜の一つである「九条ねぎ」は、一年通して栽培できる京野菜の一つ。
こと京都は、そのブランド野菜である九条ねぎに特化し、種蒔きからの生産・自社工場での加工・商品を全国へ販売している生産法人。
九条ねぎの伝統を守り継承することはもちろん、露地栽培で、異常気象などによるあらゆる災害に対応できる「こと京都モデル」を構築。新鮮なねぎを消費者にお届け、同時に生産者にも安定した生活が可能な仕組みを実現しよう、が合言葉。
現在、全国に産地ネットワークの構築を推し進め、国産ねぎ(九条ねぎ・青ねぎ・白ねぎ)4万トンの取り扱いを目指す。
今年5月で設立20年目。平成29年度「全国優良経営体表彰 農林水産大臣賞」受賞。平成30年度「第57回農林水産祭 6次化経営部門 天皇杯」受賞。九条ねぎの原種の割合が50%以上の品種で生産したものを「こと九条ねぎ」とブランド化し、令和2年度より「上賀茂神社御用達」の九条ねぎとなる。


提供元:valuepressプレスリリース詳細へ

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