【コロナ禍の新たな収益源求めて 飲食店×酒販業のタイアップ】苦境に立つ飲食店経営者達が地域の酒販業者や生産者を巻き込んで新たな取り組みに挑戦中! (2/3ページ)

バリュープレス

佐々木実行委員長は市内で「アジアンダイニング ルンビニ」を25年間経営しているが、通販事業着手には、これまでの飲食店営業許可のほかに、惣菜製造等、飲食店とは別の許可取得が必要。また、厨房もそれぞれの許可に沿って独立して持たなくてはならないという。これらを具現化すると、設備投資だけで概算で250万円、さらにテナント料や発送作業に必要な人件費などのランニングコストがかさむ。コロナ禍で疲弊する個人店主単独で乗り越えるには難題が多い。

 佐々木実行委員長は、通販事業の考えで意気投合した飲食店「THE LIFE」の森田晋介代表(副実行委員長)とともに、同店レシピのクラフトビールを使ったカレーの冷凍商品開発を決意。より商品に魅力を加えるべく、クラフトビールを手がける「BEER BRAIN」と柏幻霜ポークで知られる「株式会社惣左衛門」と協力し、3種類のカレーを誕生させた。レシピはTHE LIFEの加藤達也シェフ、ルンビニは調理を担当した。「この商品を通じて、柏の飲食店ががんばっている姿を伝えたい」と佐々木実行委員長。コロナ禍で閉店した市内名店の味復刻も視野に入れている。

●資金調達から今後の展望

 現在は、クラウドファンディングでポータルキッチンの整備費用を募っている段階だ。7月5日にスタートし、1週間で目標の50万円に到達。設定を100万円に改め、8月15日まで資金を募っている。

 ポータルキッチンは時間貸しを前提とし、使用する設備に応じて料金を設定する考え。厨房施設名は「Food Labo Kashiwa」とし、EC用の商品の製造のみならず、テイクアウト・デリバリー商品の仕込み場所等、「地域の飲食を盛り上げたい」という熱意のある方々に活用してもらうのが願い。

 また、株式会社やつやが運営する近隣の「酒ドットコム」が、柏駅東口周辺限定での配達を申し出るなど、コロナ禍において地域の異業種で共闘していく動きが徐々に広まりつつある。

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