地球外生命体の予感!地球から比較的近い場所にあるハビタブルゾーンにスーパーアースが発見される (2/4ページ)

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 トランジット法には、光の翳り具合で惑星の「大きさ」も推測できるという利点があるが、基本的にこれに適しているのは、たくさん光を遮ってくれる恒星の比較的近くにある大きな惑星だ。

 もっと言えば、恒星の前を横切らない(恒星と地球の間を通過しない)惑星を発見することはできない。

 だがもう1つ、「ドップラー分光法」というやり方がある。

 こちらは恒星の位置の変化から惑星の存在を推測する。恒星とその周囲をまわる惑星は、引力でお互いを引っ張っている。そのおかげで惑星の位置に応じて、恒星は揺れている。それを検出するのだ。

 恒星の前を通過しない惑星も発見できるし、トランジット法ではわからないことを知ることもできる。それは惑星の「質量」だ。

 この情報はとても重要だ。なぜなら惑星の大きさに加え、質量を知ることができれば、そこから「密度」を推測することができる。すると主な「成分」まで推測できてしまう。たとえば密度が高ければ岩石惑星、軽ければガス惑星である可能性が高いといった具合だ。
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image by:European Southern Observatory (ESO)

・L 98-59に岩石惑星と海洋惑星を発見
 2019年に発見された「L 98-59」もまた、最初はトランジット法で調べられて、3つ惑星があることが判明していた。

 だが今回、ポルト大学(ポルトガル)などの研究グループがヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡VLTを使い、ドップラー分光法で恒星を分析。新たに得られたデータによって、3つの惑星の姿をさらに詳しく推測できるようになった。
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