『ノンフィクション』35歳・料理研究家の“闘病生活”に反響「心打たれた」

まいじつ

『ノンフィクション』35歳・料理研究家の“闘病生活”に反響「心打たれた」

8月8日放送の『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)が、『笑顔で生きよう~お母さんと僕の約束~』を放送。今年3月28日にがんで亡くなった35歳の料理研究家・高木ゑみさんの闘病の様子に、視聴者の反響が相次いでいる。

ゑみさんは昨年10月、腰に強い痛みを感じ病院で検査をすると、ステージ4の肺がんが発覚。そのまま緊急入院したが、がんは体のあちこちに転移しており、闘病を余儀なくされていた。

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高木 ゑみ(料理研究家&台所改善コンサルタント)(@emi.takagi)がシェアした投稿

「ゑみさんは昨年12月、35歳の誕生日を迎え、病状が回復したこともあり、退院できることになりました。末期がんを宣告されたにも関わらず明るく振る舞い、8歳になる1人息子と2人で暮らす様子に多くの視聴者が感動に包まれました。病院のお風呂で息子と一緒に過ごした翌日の今年3月28日、ゑみさんは亡くなりましたが、最後のシーンでは多くの視聴者が涙を流したことでしょう」(テレビ誌ライター)

高木ゑみさんの“闘病生活”に心打たれる視聴者

この放送に、ネット上では、

《大号泣しました。死にたいとか思っちゃだめだよね。一生懸命生きたくても生きられない人がいる。私もしっかり生きなきゃ》
《まだ甘えたい盛りの時期にお母さんが亡くなるのはかわいそうだよね。あんなに明るくて常に愛情表現してくれてたからこそ尚更》
《病気になってから周りの人達への感謝を深く感じるようになれてよかった、とまで言える純粋で崇高なまでの魂に心打たれました》
《なんでこんなに真っ直ぐな人が病に蝕まれなくてはいけないんだろう。若いからといって定期検診怠ってはいけないな》
《ゑみさんが癌と戦いながら、笑顔で過ごす強さ。カッコイイと思った》

などと、大反響を呼んでいる。

今回、俳優の上戸彩が同番組で初めて〝語り〟を務めたが、ゑみさんと同じ年齢で、子を持つ母親、働く母親という部分に共通点があり、こちらも視聴者の共感を得たようだ。

「ザ・ノンフィクション」は今年4月に放送1000回を迎えた。1997年9月に放送した『借金地獄物語』は、日曜の午後としては異例の歴代最高世帯視聴率15.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したこともある。

お笑い芸人をひな壇に並べ、ネット動画を垂れ流すだけのバラエティー番組がまん延する中、骨太のノンフィクション番組がここまで長く続いてきたのは、ひとえにスタッフの番組に取り組む姿勢、情熱がなせる技といっていいだろう。

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