カズレーザーの“新名言”にパクリ疑惑!?「タモリさんも前に…」

まいじつ

カズレーザーの“新名言”にパクリ疑惑!?「タモリさんも前に…」

よく聞くと大したことない発言でも、ネット上で「金言マシーン」のごとく過度に礼賛される『メイプル超合金』のカズレーザー。彼の発言がまたも〝金言〟かのごとく一部マスコミに持ち上げられたのだが、冷静なネットユーザーは「言うほどか?」と疑問を抱いたようだ。

カズレーザーは8月8日に更新した自身のYouTubeチャンネルにて、視聴者から寄せられた「緊張しない方法」という質問に回答。「昔は緊張してたんですけど『緊張しない方がいいな』と思って。だから、〝緊張しないように〟したんです」と、そのテクニックを語っていく。

続けて、「みんな平均点で計算するんですけど、自分は最低点だと思って計画を立てていて。毎日、すごくラッキーだなと思っている」と、事前の期待値を低くするとの対処法を伝授。「例えば仕事でプレゼンの場があったとして、『ちゃんとできたらいいな』とかも思わなくて。『物を投げられなかったらいいや』くらいで。唾を吐きかけられる前提で行動するというか、終わったら『うわぁ、1回も唾吐きかけられなかった。よっしゃぁ!』って、想定する青写真をすごく汚い写真にしとけば、基本的にいい写真だと思って帰れるんですよ」と持論を語った。

どこかで聞いたことのあるような言葉が名言扱い

すると、これが某スポーツ紙のWEB版に取り上げられ、ネット掲示板には「嫌味がない」などとカズレーザーの人格までも称賛される事態に。しかし中には、

《なんか極端だな》
《なぜ緊張するのか分析してそう考えるのは分かるけど、実際そんな簡単に切り替えられないのよ》
《中学生くらいまではそのメンタルでいけた。大人になってからやるには難しいな》

といった疑問や、

《明石家さんまの落ち込まない方法に似てるね》
《タモリさんも前に「そもそも他人に期待しない」みたいなこと言ってたけど、それって平常心を保つ秘訣なのかもね》
《さんまさんだったよね 生きてそこに存在してるだけで凄いんだから、失敗したとしても挑戦する機会をもらえただけでありがたいことなんだって》
《さんまさんの自分ができる奴と思ってないから落ち込むことないっていう考えと似てますね》

など、他の人物からも聞いたことのある言葉だとの指摘が見られた。

「論点ずらしとまでは言いませんが、これくらいの対処法なんて、ネットや安い自己啓発本にいくらでも転がっている、誰しもが聞いたことのある考え方でしょう。それだけ正しくはあるのでしょうが、使い古されているので『目から鱗』と大絶賛するほどではないと思います。ポピュラーゆえに、カズレーザー独自のアイデアでもありませんしね。セクハラ告発で失脚しかけた箕輪厚介氏の著書『死ぬこと以外かすり傷』的な、よくある考え方・言葉を言い換えただけです」(批評言論家)

どうやらネット上には、マスコミが〝名言〟と伝えれば思考停止でそう受け止める、自分で考えることのできない大衆が多いようだ。カズレーザー自身も、ただの発言が過度に持ち上げられる現状に困惑していることだろう。

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