五輪期間中の首都高“渋滞”大幅減で「1000円上乗せ」が当たり前になる (2/3ページ)
「五輪期間中の首都高では、6時~22時までの料金を1000円上乗せし0時~4時までを5割引きする変動料金制度『ロードプライシング』が実施されていますが、警視庁によれば19年の7月、8月と比較して五輪開催時は渋滞時間が大幅に減少し、特に土・日・祝日では88~96%と減少率が高かったとしています」(週刊誌記者)
一方で7月26日、国土交通省は22年度以降から首都高を含む高速道路の料金を混雑時に値上げして閑散時に値下げする「ロードプライシング」を本格導入する検討に入ったと発表しているが、今回の渋滞減少が成果と捉えられ1000円と同等の値上げがなされる可能性もあるという。
「東京23区の一般道も、11日間での渋滞率は2~48%減少したとのこと。しかし、これはあくまで緊急事態宣言下の一般道ですから、コロナ前と比較して渋滞が減少したといっても、あまり比較する意味がない数字とも言えます。