なんと生涯で引越し93回!江戸時代の天才絵師・葛飾北斎は何から逃げ続けたのか? (3/5ページ)
そしてついにゴミ屋敷すぎて耐えられなくなったら引っ越しをする……その手間を考えたら部屋の掃除くらい大した手間でもなかろうにと思ってしまいますが、どうしてもそれは嫌だったようで、性懲りもなく引っ越しを繰り返します。
(ひどい場合は一日に3回も引っ越したそうですが、それは新居が気に入らなかったのか、あるいは北斎の悪評を知っていた大家さんから入居前に追い出されてしまったのかも知れません)
原状回復?そんなものは知りません。ゴミもカネも一緒くたに置き捨てたまま、ひと抱えの画材や手回りだけ持って、いそいそと新居へと急いだのでしょう。
「あとは野となれ、山となれ」
残された大家さんとしてみればたまったものではありませんが、ゴミ屋敷の中から少なからぬカネや描き損じ(後でプレミアがつく?)が出て来るなど、意外と宝探し気分だったかも知れませんね。