安倍再々登板の目は消えた! 自民「菅おろし」のカギ握る”青木の法則”とは (2/2ページ)

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ただ自民党としては、7月中旬時点では、菅首相のまま衆院選に臨み、その後もよほどのことがない限り、菅政権が継続する前提で動いてきました。ところが、いくら五輪でメダルラッシュが続いても、菅内閣の支持率低下が一向に止まらない。永田町には、かつて参院のドンと呼ばれた青木幹雄氏に由来する『青木の法則』なるものがあり、これは、『内閣と与党第1党の支持率を足して5割を割ったら、その内閣はつぶれる』というもの。それに倣えば、7月の時事通信の調査による内閣支持率は29.3%と3割を割り込み、自民党の支持率21.4%と足しても50.7%。菅氏は『時事とNHKの世論調査を重視している』と言われるので、仮に8月13日発表予定の時事通信調査による支持率が5割を待っていた場合、菅氏では選挙は戦えない、というムードが広がり、一気に『菅おろし』が加速する可能性は高いですね」(前出のジャーナリスト)

 つまり、その際に、安倍氏を推そうと考えていた人々にとって、今回の「不起訴不当」決議は青天の霹靂だったというわけだ。

 永田町では、9月5日にパラリンピックが閉会式を迎えたら、菅義偉首相はすぐに臨時国会を召集して冒頭解散。総裁選の日程を延期して、10月の総選挙へと突入するのでは、との見立てもあった。だが、菅内閣の支持率が下げ止まらない今となっては、このシナリオも実現性に乏しいだろう。

 さて、9月末に任期満了を迎える自民党総裁選には、どんな顔ぶれが立候補するのか。安倍氏の再々登板はあるのか? パラリンピック終了後、政局は重大な局面に突入する。

(灯倫太郎)

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