風俗文化の象徴。性愛・性交を描いた絵画「春画」の歴史と移ろい【前編】 (3/3ページ)
室町〜戦国時代
この時代になると、春画を描く絵師の数も増加し需要は拡大した。戦国時代の春画には性に対する教科書という側面もあり、若者は春画によって性知識を得ていたと考えられている。
また、戦国時代における武士たちの中には、出陣にあたって鎧や具足の中に春画を忍ばせる事で戦に勝つという呪術的効果を期待した風習があった。
武士たちは慣例として戦の前に女性と肉体関係を結ぶことを禁止されていた。春画はお守りとして用いる他、戦場での緊張を緩和し、性欲を慰める手段としても活用した。
それらの春画は「勝絵(かちえ)」とも呼ばれ、広く親しまれた。
【後編】へ続く
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