パリ五輪の詳細公表!五輪ロスの中、世界の目はすでに「2024」へ (2/3ページ)
東京大会で新種目として加えられた空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンのうち、空手は不採用だ。そしてブレイクダンスの競技種目のブレイキンが加わって、正式な種目は32となる。
「空手に関しては、東京五輪が唯一にして最後の競技採用で終わるのではと関係者の間で不安が広がっています。他の新種目が採用された理由は、マンネリ化した五輪に若者を引き込むため。ところが空手は『形』に出場した21選手の平均年齢は30歳と高齢な上、素人に優劣が分かりにくい。一方、スケボーは4つの金メダルのうち3人が10代と若い。オリンピックの商業主義化はたびたび批判にさらされますが、一方でエンターテインメント性や若者受けに傾斜している事実も知っておくべきでしょう」(週刊誌記者)
これまでの大会と大きく異なるのが会場だ。いわゆるスポーツ会場に留まらず、パリのランドマークがそのまま会場となるからだ。エッフェル塔の前でビーチバレーが行われ、コンコルド広場ではBMXフリースタイルが繰り広げられる。廃兵院の歴史的建物があるアンヴァリッドでアーチェリーが競われたかと思えば、ヴェルサイユ宮殿では馬術が行われる。セーリングがパリを離れたマルセイユで開催されたかと思えば、サーフィンはなんとパリから1万5700キロも離れたフランス領ポリネシアのタヒチで行われる。さらには開幕式はセーヌ川で行われるという新しさ。
「パリ大会の理念である、共有とサスティナビリティの実現ということでの市街での開催と分散開催というわけですが、見方を変えれば新たな施設を建設しない低予算とコストを複数の都市に分散させるということ。近年莫大化したオリパラ開催費用に世界中の都市は消極的で、招致熱は冷え込むばかり。