“推し”がいるとリアルな恋愛はうまくいかない!? (2/2ページ)

アサジョ

 こうして違いをみていくと、推しと自分との関係は、破綻を迎えることはなく、自分が推している限りは半永久的に続きます。そして、最初から恋人になどなれない相手と分かった上で推していますから、推すだけで満足なのです。

 推しから得られる満足感は、どこか恋愛感情の満足感にも似ていて、疑似恋愛をしているような感じといえます。推しがいることで、恋愛欲求がそこそこ満たされてしまうんですよね。ですから、推しがいる間は恋人が欲しいと思いにくいのです。よって、推しがいない人より、いる人のほうが恋愛をしにくいのです。

 もしもあなたに推しがいて、でも将来は普通に恋愛して結婚したいのならば、推しへの愛情の注ぎ具合を認識しておくことが必要です。推しへの強い感情を“ガチ恋”といいますが、ガチ恋は本当の恋ではありません。恋への妄想です。それを認識しておくことが、現実社会で本当の恋愛をしていくことにつながるのです。

(恋愛カウンセラー・安藤房子)

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